Firefoxの「リフレッシュ」機能を使うと、ブラウザが初期状態に戻るため、いくつかの設定やデータが削除されます。しかし、リフレッシュ後に閲覧履歴やアドオンがどうなるのか、またアドオンを再インストールする際にバックアップが必要かどうかについては疑問に思うことがあるでしょう。この記事では、Firefoxのリフレッシュ機能が与える影響と、それに伴う対策について詳しく解説します。
Firefoxの「リフレッシュ」機能とは?
「リフレッシュ」機能は、Firefoxのトラブルシューティングツールとして提供されています。これを使用すると、Firefoxが初期設定に戻るため、ブラウザの動作が軽くなることがあります。しかし、リフレッシュによって設定や履歴、キャッシュなどが削除されますので、注意が必要です。
リフレッシュ後に消えるもの
Firefoxのリフレッシュ機能を実行すると、以下の項目が削除されます:
- 閲覧履歴
- キャッシュ
- クッキー
- 設定の一部(個別に設定したもの)
- 拡張機能やテーマ(一部は自動的に再インストールされる場合もあります)
したがって、リフレッシュ後には閲覧履歴が消え、再度履歴を確認したい場合は手動で設定する必要があります。
リフレッシュ後にアドオンはどうなる?
リフレッシュ後、Firefoxのアドオン(拡張機能)は基本的に削除されます。しかし、最近インストールしたアドオンは、リフレッシュ後に自動で再インストールされることがあります。それでも、完全に元通りにするためには、手動でインストールすることをお勧めします。
アドオンのバックアップ方法
リフレッシュ前にアドオンのバックアップを取ることで、再インストールがスムーズに進みます。アドオンをバックアップするためには、以下の手順を参考にしてください:
- 「Firefox Sync」を使ってアドオンの設定を保存する
- 「Firefoxのアドオン管理画面」からインストール済みのアドオンをリスト化し、手動でバックアップを取る
これにより、リフレッシュ後に簡単に復元できます。
リフレッシュを行う前に確認するべき点
リフレッシュを行う前に、ブラウザに保存されている重要な情報や設定を確認しましょう。特に、保存しているパスワードやブックマークは、事前にバックアップしておくことが重要です。設定やデータが消失するのを防ぐために、事前にバックアップを取る習慣をつけておくと安心です。
まとめ
Firefoxの「リフレッシュ」機能は、ブラウザを初期状態に戻すため、設定や履歴、アドオンが削除されることがあります。リフレッシュ前にバックアップを取ることで、再インストールや設定の復元がスムーズに行えます。リフレッシュ後のアドオン再インストールは手動で行う必要がある場合が多いので、事前に準備しておくと安心です。
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