Googleフォームを使ってアンケートを実施する際、紹介者毎にQRコードを生成して、各回答者がどの紹介者から来たのかをスプレッドシートで集計する方法について解説します。ここでは、紹介者の識別情報(ID)をGoogleフォームの回答に反映させる方法について詳しく説明します。
1. GoogleフォームでQRコードを作成する理由
QRコードを使ってGoogleフォームにアクセスできるようにすると、参加者が簡単にアンケートにアクセスでき、紹介者ごとにQRコードを配布することで、どの紹介者からの回答かを追跡することが可能になります。この方法は、イベントやキャンペーンで有効です。
各紹介者に固有のQRコードを生成することで、集計結果を紹介者ごとに分けて分析することができます。
2. QRコードに「識別文字列」または「ID」を追加する方法
各紹介者に固有の識別文字列を追加する方法は、GoogleフォームのURLにパラメータを加えることで実現できます。このパラメータが回答者の識別子となり、後でスプレッドシートにその情報を反映できます。
例えば、フォームのURLを「https://forms.gle/abcd1234」とし、紹介者ごとに「?id=xxx」のようにパラメータを追加します。具体的には、以下のようにURLを変更します。
https://forms.gle/abcd1234?id=紹介者ID
このURLをQRコードとして生成し、それを各紹介者に配布することで、回答者がフォームにアクセスした際にその紹介者IDが記録されます。
3. GoogleフォームのスプレッドシートにIDを反映させる方法
Googleフォームで回答が送信されると、自動的にGoogleスプレッドシートにデータが記録されます。上記のようにURLパラメータを使用して紹介者IDをフォームのURLに加えることで、フォームが送信されるとそのIDも一緒に記録されます。
GoogleフォームとGoogleスプレッドシートは連携しているので、フォームの回答が記録されると、パラメータ(ID)がスプレッドシートの一列に自動的に追加されます。これにより、後で紹介者別に集計が可能になります。
4. 複数のQRコードを生成する方法
紹介者が100人いる場合、それぞれに固有のQRコードを生成する必要があります。GoogleフォームのURLに異なる識別子(ID)を追加し、それぞれのQRコードを生成するためには、以下の手順を踏みます。
- GoogleフォームのURLに「?id=紹介者ID」のパラメータを加える。
- そのURLをQRコード生成ツールに入力し、QRコードを作成する。
- 各紹介者に固有のQRコードを配布する。
この方法で、紹介者ごとに異なるQRコードを配布し、それぞれのQRコードを通じてどの紹介者がどれだけアンケートに参加したかを確認できます。
まとめ
Googleフォームを使って紹介者毎にQRコードを作成し、回答者のIDをスプレッドシートに反映させる方法は、URLパラメータを活用することで簡単に実現できます。この方法を使えば、紹介者別にアンケート結果を集計でき、キャンペーンやイベントで効果的に活用できます。QRコードの生成には無料のツールを使い、簡単に作成することが可能です。
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