自宅の2階でインターネットの電波が弱く、1階のバッファロールーターを親機として、古いバッファロールーターを中継機として使用したい場合、AOSSボタンを長押しして親機と中継機を接続する手順が必要です。しかし、親機の「ワイヤレス」ランプが点滅し続け、中継機の「セキュリティ」ランプが点灯しない場合、設定がうまくいかないことがあります。この問題の原因と対策について解説します。
1. AOSSボタンの役割と接続手順
バッファロールーターのAOSS(オート・ワイヤレス・セキュア・セットアップ)機能は、親機と中継機を簡単に接続するためのボタンです。このボタンを長押しすることで、親機と中継機がワイヤレスで接続され、インターネット接続が可能になります。ですが、この接続にはいくつかの注意点があります。
2. 親機と中継機のランプの違い
親機の「ワイヤレス」ランプが点滅している場合、中継機と接続するために処理が行われていることを示しています。一方、中継機の「セキュリティ」ランプは、接続が成功した場合に点灯します。この時、親機の「ワイヤレス」ランプが点滅しているのは正常な動作ですが、点灯しない場合は他の設定を確認する必要があります。
3. 設定がうまくいかない場合の対処法
もし、AOSSボタンを長押ししても親機と中継機が接続されず、ランプが点灯しない場合、以下の対策を試してください。
- ボタンを長押しするタイミングを調整: AOSSボタンを押してから、両方の機器のランプが点滅し始めるまで待ちましょう。タイミングによっては接続に時間がかかることがあります。
- 中継機の位置を再調整: 中継機の設置場所が親機から遠すぎる場合、接続が不安定になることがあります。親機の近くで再度試すことで、うまく接続されることがあります。
- ルーターの再起動: 親機と中継機両方のルーターを再起動してから、再度AOSS接続を試みてください。再起動後に接続が成功することがあります。
4. その他の確認事項
接続がうまくいかない場合、以下の点も確認してください。
- 親機と中継機のファームウェア更新: ルーターのファームウェアが古い場合、接続に問題が生じることがあります。バッファローの公式サイトから最新のファームウェアをダウンロードし、アップデートを行いましょう。
- 中継機の設定リセット: 中継機がうまく動作しない場合、設定を初期化し、再度設定をやり直すことも有効です。リセット後、再度AOSS接続を試みてください。
5. まとめ
バッファロールーターの親機と中継機の接続には、AOSSボタンを使用する簡単な手順がありますが、接続がうまくいかない場合は、ランプの点滅や設定に注意する必要があります。親機と中継機の位置や接続タイミング、ファームウェアの更新などを確認し、設定を再試行することで、快適なネット環境を構築できます。これらの対策を試して、問題が解決しない場合は、バッファローのサポートに問い合わせてさらなるアドバイスを求めましょう。
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