ChromeでHTTPSサイトを見れるようにする方法と設定手順

Google Chrome

最近、Windows 11環境でChromeを使用していると、HTTPS接続が必要なサイトにアクセスできないという問題が発生することがあります。特に、Edgeでは「自動HTTPSを使用してより安全な接続に自動的に切り替える」をオフにすると問題が解決した場合、同じような設定をChromeでも行いたいと考えるユーザーが増えています。この記事では、ChromeでHTTPS接続の問題を解決する方法について説明します。

HTTPS接続問題の原因とは?

Windows 11を使用していると、HTTPS接続に関する設定やポリシーが変更され、従来アクセスできていたサイトが見れなくなることがあります。特に、ブラウザの自動HTTPSアップグレードが影響していることが多く、ChromeでもHTTPSへの強制切り替えが原因でアクセスできないケースが見られます。

この問題は、特定のWebサイトがHTTP接続しかサポートしていない場合に、ChromeがHTTPSへの切り替えを強制するために発生します。そのため、HTTPのままでアクセスしたい場合には、HTTPS強制アップグレードの設定を変更する必要があります。

Chromeの設定でHTTPS強制アップグレードをオフにする方法

Chromeでは、`chrome://flags`にアクセスし、設定を変更することでHTTPSアップグレードを無効にすることができます。しかし、最近のChromeのバージョンでは、「https-upgrades」オプションが非表示になっていることもあります。その場合、以下の方法で設定を変更することが可能です。

  • Chromeブラウザを開き、アドレスバーに「chrome://flags」を入力してアクセス。
  • 「https」と検索し、該当するオプションを探します。オプションが表示されない場合、ブラウザを最新バージョンに更新してください。
  • オプションが見つかったら、設定を「無効」に変更し、Chromeを再起動します。

Chromeのキャッシュとクッキーの削除

ChromeでHTTPS接続に関する問題が発生している場合、キャッシュやクッキーが影響していることもあります。以下の手順でキャッシュやクッキーを削除し、設定をリセットしましょう。

  • Chromeを開き、右上の「設定」アイコンをクリック。
  • 「プライバシーとセキュリティ」から「閲覧履歴データの削除」を選択。
  • 「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieとその他のサイトデータ」を選択し、「データを削除」ボタンをクリック。

サイトのセキュリティポリシーの確認

HTTPとHTTPSの問題が解決しない場合、サイト側のセキュリティポリシーにも問題があるかもしれません。特に、サイトがHTTP接続しかサポートしていない場合、HTTPSに強制的にリダイレクトされることがあります。

この場合、Webサイトの管理者がHTTPSをサポートするように設定を変更しない限り、HTTPでのアクセスは難しいことがあります。したがって、サイトのセキュリティポリシーがHTTPSのみを許可している場合、その影響を避けることは難しいかもしれません。

まとめ

Windows 11とChromeでHTTPS接続の問題が発生した場合、設定やキャッシュをクリアすることが効果的です。また、`chrome://flags`でHTTPSアップグレードを無効にすることも一つの方法です。さらに、サイト側のセキュリティポリシーによっては、HTTP接続を使いたい場合でもHTTPSに強制的に切り替わることがあります。このような設定や問題に対応するために、適切な対処法を実行しましょう。

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