新しいルーターを導入した後、古いルーターを中継機として使用したいと考える方も多いでしょう。本記事では、WSR-2533DHPL2-WHをWXR-18000BE10Pの中継機として使用する方法について詳しく解説します。具体的な設定手順を紹介し、スムーズに中継機として使えるようになるポイントを押さえます。
WSR-2533DHPL2-WHを中継機として使用する前に確認すべきこと
まず、WSR-2533DHPL2-WHを中継機として使うためには、いくつかの確認事項があります。中継機として使用するには、元のルーター（この場合WXR-18000BE10P）と互換性があること、そして中継機モードが利用可能な設定であることを確認しましょう。
WSR-2533DHPL2-WHは「中継機モード（リピーターモード）」がサポートされており、WXR-18000BE10Pとも適切に接続することが可能です。これにより、Wi-Fiの範囲を拡大し、遠くの部屋でも安定したインターネット接続を得ることができます。
WSR-2533DHPL2-WHを中継機として設定する方法
WSR-2533DHPL2-WHを中継機として設定する手順は、以下の通りです。
- まず、WSR-2533DHPL2-WHを電源に接続し、LANポートまたはWi-Fi接続でパソコンに接続します。
- ブラウザを開き、URLバーに「192.168.11.1」と入力して、WSR-2533DHPL2-WHの設定画面にアクセスします。
- ログイン画面が表示されたら、デフォルトのIDとパスワード（通常は「admin」）を入力してログインします。
- 設定画面が表示されたら、「無線設定」を選択し、「中継機モード」または「リピーターモード」を選択します。
- 次に、WXR-18000BE10PのSSID（Wi-Fiネットワーク名）を選び、接続します。必要に応じて、WXR-18000BE10PのWi-Fiパスワードを入力します。
- 設定が完了したら、「保存」をクリックして、WSR-2533DHPL2-WHを再起動します。
中継機としての動作確認
設定が完了したら、次に中継機が正常に動作しているかを確認する必要があります。Wi-Fiの接続範囲を広げるため、ルーターとWSR-2533DHPL2-WHの配置を調整し、接続状況を確認しましょう。
Wi-Fiに接続できるデバイスを移動させ、通信速度が安定しているか、遅延が発生していないかを確認します。特に、Wi-Fiの電波が届きにくい部屋でも安定した接続ができるかどうかが重要です。
中継機としての使用時の注意点
中継機として使用する際に注意すべきポイントは、通信速度の低下です。中継機は信号を中継するため、元のルーターと比べて通信速度が遅くなることがあります。このため、中継機の配置場所を調整し、最適な電波状態で使用することが推奨されます。
また、中継機が他の無線機器や障害物と干渉しないように設置場所を選ぶことも重要です。壁や金属製の家具が多い場所では、電波が弱くなる可能性がありますので、できるだけ開けた場所に設置するようにしましょう。
まとめ：WSR-2533DHPL2-WHを中継機として活用するためのポイント
WSR-2533DHPL2-WHをWXR-18000BE10Pの中継機として使用することは可能で、適切な設定を行うことで、Wi-Fiの電波範囲を広げ、より快適なインターネット接続を実現できます。
設定時には、SSIDの選択やパスワード入力を正確に行い、中継機が正常に動作しているかを確認しましょう。また、中継機の配置場所や通信環境にも注意を払い、最適なパフォーマンスを得ることが重要です。
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