Windows 11のモバイルホットスポット機能を使ってPS5にインターネット接続する際、無線Wi-Fiではなく有線LANでの接続を希望するユーザーも多いです。この記事では、PCとPS5を有線接続するための方法について、具体的な手順を解説します。
モバイルホットスポットと有線接続の仕組み
通常、モバイルホットスポットを使用してインターネット接続を行う際は、PCがインターネット接続の役割を果たし、無線Wi-Fiを通じてPS5がインターネットに接続されます。しかし、無線接続ではなく、有線LANを使用してPCとPS5を接続する方法もあります。これにより、インターネット接続が安定し、速度が向上することが期待できます。
まず、PCをルーターの代わりに使用して、PCがインターネットに接続されている状態で、そのインターネット接続を有線でPS5に渡す方法について説明します。
必要な機材と準備
この接続を実現するために必要なものは、次の2つのLANケーブルです。
- PCとルーターを接続するためのLANケーブル
- PCとPS5を接続するためのLANケーブル
また、PCがWindows 11で、モバイルホットスポット機能を有効にしていることが前提となります。これにより、PCがインターネット接続のハブとして機能し、その接続を有線でPS5に供給します。
接続手順
1. まず、PCとホームルーターをLANケーブルで接続し、PCがインターネットにアクセスできるようにします。
2. 次に、PCとPS5を2本目のLANケーブルで接続します。
3. Windows 11で「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルホットスポット」に進み、モバイルホットスポットを有効にします。インターネット接続をPCに共有する設定を行います。
4. PS5を起動し、有線LAN接続を選択します。接続が成功すると、PS5がインターネットに接続されます。
この接続方法のメリットとデメリット
有線接続を利用することで、Wi-Fiよりも安定した接続が期待できます。特に、オンラインゲームや動画視聴など、大きな帯域を使用する場合には有線接続のほうが有利です。しかし、この方法ではPCが常にインターネット接続を提供している必要があり、PCがオフラインの場合やインターネットが途切れると、PS5の接続も途切れてしまいます。
また、PCの負担が増えるため、PCを長時間稼働させておく必要があります。これを避けるためには、安定したWi-Fi接続やルーターの使用を検討するのも一つの手段です。
まとめ
PCを使ってPS5を有線接続する方法は、モバイルホットスポットを有効にすることで実現できます。これにより、安定したインターネット接続をPS5に提供でき、特にオンラインゲームや動画視聴の際に有利です。ただし、PCがインターネット接続を提供するため、PCの負担や常時稼働が必要になります。必要に応じて、他の接続方法を検討することも重要です。
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