iCloudをPCと共有している際に、アップロードが進まず、ファイルやフォルダが回転矢印になっている状態に困っている方は少なくないでしょう。特に、PC上でデータを加筆修正した後、そのデータが消えてしまうことが心配になることもあります。今回は、iCloud上のデータがアップロードされない原因と、その解決方法について詳しく解説します。
iCloudの回転矢印の状態とは？
iCloudの回転矢印は、アップロードや同期が正常に行われていないことを示しています。これにはいくつかの原因が考えられますが、最も多いのはインターネット接続やiCloudの設定に関連した問題です。ネットワークの不安定さや、iCloudのサービスの一時的な障害が影響している可能性もあります。
また、iCloud上で複数のデバイスがデータを同期しようとする際に、競合が発生してアップロードが止まることもあります。PCでの加筆修正が原因で、アップロードが一時的に停止している場合もあるため、状況に応じた対応が必要です。
データが消えることを避けるための対処法
iCloudからサインアウトをすることでデータが削除されるという警告が表示されることがありますが、サインアウトする前にいくつかの方法でデータを安全に保つことができます。
まずは、iCloudに保存されているデータのバックアップを取ることが重要です。PC上でデータが加筆修正された場合、その変更がiCloudにアップロードされる前にバックアップを取っておくことで、万が一のトラブルに備えることができます。
iCloudへの再ログインと同期のリセット
iCloudへの再ログインは、アップロードや同期の不具合を解消する方法として効果的です。iCloudの設定を開き、一度サインアウトしてから再度ログインすることで、同期がリセットされ、正常にアップロードが再開することがあります。ただし、再ログイン時に「データが削除される」旨の警告が出ることがありますので、その場合は事前にバックアップを確実に取ってから実行しましょう。
再ログイン後、同期状況を確認し、回転矢印が消え、正常にアップロードが始まっているかチェックします。また、iCloudのストレージ容量に余裕があるかも確認しておきましょう。
インターネット接続の確認とネットワーク環境の改善
iCloudのアップロードが遅い、またはできない原因として、インターネット接続の問題が挙げられます。Wi-Fiの接続状態や、PCが安定したインターネット接続を使用しているかを確認しましょう。
接続が不安定な場合は、ルーターの再起動や、有線接続に切り替えてみることで、安定したアップロードが可能になることがあります。
まとめ
iCloudでのデータアップロードが進まない問題は、主にネットワークやiCloudの設定に関連した問題が多いです。まずは、バックアップを取った上でiCloudに再ログインして同期のリセットを試み、インターネット接続が安定しているか確認しましょう。それでも解決しない場合は、iCloudのストレージ容量やAppleサポートに相談することも検討してみてください。
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