Googleスプレッドシートで特定の範囲を編集できないようにする方法

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Googleスプレッドシートでは複数のユーザーが同時に編集できる便利な機能がありますが、特定の範囲を編集できないように設定する方法については少し複雑です。この記事では、Googleスプレッドシートで特定の範囲を他のユーザーが編集できないようにする方法を解説します。

Googleスプレッドシートで範囲ごとの編集権限を設定する

Googleスプレッドシートでは、シート全体に対する権限の設定だけでなく、特定の範囲に対して権限を設定することができます。例えば、特定のセルや範囲を特定のユーザーに対して編集不可にすることが可能です。この設定を行うには、シートの「保護範囲」を使います。

「保護範囲」を設定することで、指定した範囲を特定のユーザーに対して編集できないように制限できますが、そのためには手順を踏む必要があります。

「保護範囲」の設定方法

まず、Googleスプレッドシートを開き、特定の範囲を選択します。次に、メニューの「データ」から「範囲の保護」を選びます。これにより、選択した範囲を他のユーザーから編集できないようにする設定画面が開きます。

設定画面では、誰がその範囲を編集できるかを指定することができます。例えば、特定のユーザーに対して編集権限を与え、他のユーザーには編集を制限することができます。これにより、指定した範囲内での編集制限が可能になります。

ユーザーごとの編集権限の設定

「範囲の保護」機能を使って範囲を制限する際、ユーザーごとに編集権限をカスタマイズすることができます。シート全体の共有設定を変更するのではなく、特定のセル範囲に対してのみ編集権限を制限することができるため、非常に細かい管理が可能です。

例えば、あるユーザーには特定の列だけを編集できるようにし、他のユーザーにはそれを編集できないように設定することができます。このように、ユーザーごとに編集できる範囲を制限することができます。

範囲を編集できないように設定した後の注意点

範囲を保護した後、その範囲にアクセスしても「編集できません」と表示されるようになります。ただし、範囲を保護しただけでは、完全にその範囲を管理することはできません。保護した範囲に対しても、管理者権限を持っているユーザーは、編集や設定変更ができることを理解しておく必要があります。

また、範囲保護の設定はシート内での編集に対してのみ有効であり、シート全体の共有権限が他のユーザーに対して許可されている場合は、そのユーザーがシートの他の部分を編集できることに注意が必要です。

まとめ:Googleスプレッドシートでの範囲ごとの権限設定

Googleスプレッドシートでは、特定の範囲を他のユーザーに編集させないように設定することが可能です。範囲の保護機能を使用することで、シート全体ではなく、特定のセルや範囲のみを編集不可にすることができます。

この設定を行う際には、ユーザーごとの権限を適切に管理することが重要です。範囲保護の設定を使いこなすことで、複数のユーザーが同じシートを扱う際でも、特定の範囲を安全に管理することができます。

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