Outlook 2016でiCloud.comのアドレスを設定する方法

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Outlook 2016でiCloud.comのメールアカウントを設定するのは少し複雑ですが、以下の手順で設定を試みることができます。まず、iCloudのメールアカウントを使用するためには、iCloudアカウントに「アプリ専用パスワード」を発行する必要があります。これを利用することで、OutlookとiCloudを安全に連携させることができます。

ステップ1: iCloudアカウントでアプリ専用パスワードを取得

iCloudのアプリ専用パスワードを取得するには、まずiCloudアカウントにログインする必要があります。次に、セキュリティ設定から「アプリ専用パスワード」を生成します。このパスワードは、OutlookなどのアプリケーションでiCloudメールを使用するために必要です。

ステップ2: Outlook 2016の設定画面を開く

Outlookを起動し、右上の「ファイル」をクリックします。その後、「アカウント設定」から「アカウント設定」を選択します。新しいウィンドウが開いたら、「新規作成」をクリックして、新しいメールアカウントを設定します。

ステップ3: iCloudアカウント情報を入力

次に、iCloudのメールアドレス(例: example@icloud.com)と、先ほど取得したアプリ専用パスワードを入力します。受信メールサーバーの設定はIMAP、ポート番号は993を設定してください。また、送信メールサーバーの設定はSMTP、ポート番号は587を使用します。

暗号化設定では、「SSL/TLS」を選択することをおすすめします。設定が完了したら、「テストアカウント設定」をクリックして、接続が正しく行われるか確認します。

ステップ4: 問題が発生した場合の対処方法

設定後に「設定が完了しませんでした」と表示される場合、いくつかの原因が考えられます。まず、アプリ専用パスワードが正しく入力されているか、ポート番号や暗号化設定が正しいかを再確認してください。もしそれでも解決しない場合、Outlookのバージョンが最新かどうか確認し、Officeの更新プログラムを適用してみてください。

また、iCloud側で2段階認証が有効になっている場合、アプリ専用パスワードの設定が必要ですので、忘れずに設定してください。

まとめ

Outlook 2016でiCloudのメールアカウントを設定するためには、iCloudのアプリ専用パスワードを利用する必要があります。正しいサーバー設定とポート番号を入力することが重要です。設定に問題が生じた場合は、Outlookの設定を再確認し、最新の更新を適用することが解決の手助けになるでしょう。

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