Microsoft Teamsでは、チャネル内で自分が誤って投稿したメッセージを削除することが可能です。しかし、削除後に「他のメンバーにはどう見えるのか?」「どの程度まで履歴が残るのか?」という点は、利用者にとって気になるところです。この記事では、Teamsチャネル内での投稿削除時の挙動について詳しく解説します。
Teamsで投稿を削除した場合の表示
Microsoft Teamsでは、ユーザーが自身の投稿を削除すると、チャネル内の他のメンバーにも「メッセージが削除されました」という表示が残ります。投稿の中身自体は表示されなくなりますが、「誰がいつ投稿し、それを削除したか」という情報は明示されます。
たとえば、あなたが「〇〇の資料を確認してください」と投稿し、それを削除した場合、他のメンバーの画面には「〇〇さんがメッセージを削除しました」と表示され、中身は確認できません。
管理者でなくても削除できる範囲
Microsoft Teamsでは、チームの所有者(管理者)でなくても、自分自身が投稿したメッセージを削除することが可能です。ただし、他人の投稿を削除する権限は原則として所有者またはモデレーターに限定されています。
そのため、自分の投稿に限っては削除の自由がありますが、履歴に「削除された」という痕跡が残る点には注意が必要です。
削除した投稿の内容は復元できる?
一度削除された投稿は、通常のユーザーインターフェース上からは復元できません。削除時に確認もなく即時反映されるため、誤って重要な情報を削除してしまった場合は、再度書き直すか、他のメンバーに内容を聞く必要があります。
ただし、Microsoft 365の監査ログやコンプライアンスセンターなど、組織レベルでの監視が行われている場合、IT管理者は投稿の履歴や削除記録を確認できる可能性があります。個人ユーザーや一般メンバーがこの履歴を確認することはできません。
削除された投稿が影響するケース
会議中の議事録や、ToDoリスト的なメッセージを削除してしまうと、他のメンバーが混乱する場合があります。投稿削除後の「メッセージが削除されました」という表示は残るため、やりとりの文脈によっては「何が削除されたのか?」という不安が残ることもあります。
このようなケースでは、削除後に「先ほどのメッセージを修正のために削除しました」など、一言フォローアップしておくのが丁寧です。
まとめ
Microsoft Teamsで自分の投稿を削除すると、その内容は他のメンバーには見えなくなりますが、「削除された」という表示は残るため、投稿があったこと自体は確認されます。管理者でなくても自分の投稿は削除できますが、削除後の履歴は残ることを理解し、削除には注意を払うことが大切です。
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