ibisPaint(アイビスペイント)は、多くのクリエイターに愛用されている無料のイラスト制作アプリです。しかし、作品の管理が煩雑になると、誤って大切な作品を削除してしまうという事態が起きることもあります。特に一括選択や大量のデータを扱う場面では、想定外のバグや操作ミスも起こりやすくなります。
削除してしまった作品は復元できるのか?
残念ながら、ibisPaintにはごみ箱機能や復元機能がありません。つまり、一度削除してしまった作品は、基本的には元に戻すことができません。
特にクラウド同期を設定していない場合は、ローカルに保存されたデータが完全に削除されているため、復旧は非常に困難です。万が一に備えて、クラウドバックアップを有効にしておくことが推奨されます。
考えられる原因:一括操作時の不具合
ibisPaintでは一括選択での操作に対応していますが、大量のデータ(数百〜数千件)を一度に操作しようとすると、アプリの処理能力を超えて予期しない挙動をする可能性があります。
たとえば、選択中のデータ以外まで削除されるといったバグや、アプリの強制終了によるデータ破損なども報告されています。こうした不具合は特に無料版で端末容量やメモリに余裕がないときに発生しやすいです。
削除したデータの復旧に望みをかける方法
復元は難しいとはいえ、以下のような方法で一部データが戻る可能性もあります。
- Androidの場合:ファイルマネージャーで「ibisPaint」フォルダを確認し、“.bp”や”.ipa”拡張子の一時ファイルが残っていないか探してみる。
- iOSの場合:バックアップがiCloudにある場合、端末ごと復元することでデータが戻る可能性があります(ただしリスクがあるため要注意)。
また、万が一の復旧に向けて、ibisPaintのサポートフォームから問い合わせを行うことも一つの方法です。公式サポートページはこちら。
今後のためにできるデータ管理の工夫
今回のような事態を防ぐには、日頃のバックアップ習慣と作品整理が鍵になります。
- クラウド同期をONにする:ibisPaintの設定から「クラウド同期」を有効にしておけば、削除や端末トラブルに備えることができます。
- 定期的に画像として保存:作品完成後にJPEGやPNG形式で端末内やクラウドに保存しておく。
- GoogleフォトやDropbox、OneDriveなどにバックアップ:自動同期設定を使えば、何もしなくても保存されます。
また、作品が増えてきたらカテゴリ分けやフォルダ管理を行うと、誤操作のリスクが下がります。
大量削除は段階的に行うのが安心
1000件を一度に削除するのではなく、100件ずつ程度に分けて削除することで、アプリへの負荷も軽減され、誤動作を防げます。
また、削除前に念のためスクリーンショットを撮っておくなどして、何を削除したかの記録を残すと安心です。
まとめ
ibisPaintでの誤削除は、現時点では基本的に復元が難しい状況です。しかし、クラウド同期やバックアップを日頃から意識することで、大切な作品を守ることができます。
万が一の事態に備えながら、安全に創作活動を続けるためにも、今回のトラブルをきっかけにデータ管理を見直してみましょう。
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