Googleフォームの送信内容をSlackに自動反映するGASの改修方法

クラウドサービス

Googleフォームから送信された内容をSlackのチャンネルに自動で反映するGoogle Apps Script(GAS)の作成方法について、2つの改修点を含む方法を解説します。

1. メンションを追加する方法

まず、Slackに送信するメッセージに担当者3名のメンションを追加する方法について説明します。メンションはSlackのユーザーIDを用いて追加できます。具体的には、メッセージ本文に「@ユーザーID」という形式で記述します。

例えば、以下のようにメンションを追加できます。

content = 'フォームで相談がありました。
@ユーザーID1、@ユーザーID2、@ユーザーID3
' + content;

これにより、メッセージがSlackに送信される際に、指定した担当者にメンションが飛ぶようになります。

2. 不要な「アップロードフォルダURL」の削除

次に、「アップロードフォルダURL」をメッセージから削除する方法について解説します。現在、コードには「アップロードフォルダURL」を送信する部分が含まれていますが、これを削除するには、以下のコード行を削除またはコメントアウトします。

// content += '【アップロードフォルダURL】
' + durl + '

';

これで、メッセージにアップロードフォルダのURLが含まれなくなり、スラックに送信される内容がシンプルになります。

3. 修正後のコード例

上記の修正を反映したコードは以下の通りです。

function submitForm(e) {
 var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
 var items = ['タイムスタンプ', 'メールアドレス', '質問', '一行', '長文', 'ファイルアップロード'];

 var content = 'フォームで相談がありました。
@ユーザーID1、@ユーザーID2、@ユーザーID3
';

 for (var i = 0, len = items.length, name; i < len; i++) {
 name = items[i];
 content += '【' + name + '】
' + e.namedValues[name] + '

';
 }

 content += '【スプレッドシートURL】
' + ss.getUrl() + '

';

 sendToSlack(content);
}

まとめ

GoogleフォームからSlackへ自動でメッセージを送信する際に、担当者のメンションを追加したり、不要な情報を削除したりするための基本的な修正方法について説明しました。これらの修正を加えることで、より効率的で適切な情報をSlackチャンネルに送信できるようになります。

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