メルカリでの発送方法において「ゆうゆうメルカリ便」の活用は非常に便利ですが、梱包資材の選び方によっては発送方法に制限が出る場合もあります。特に「ゆうパケットポスト」の専用箱を、通常の「ゆうパケット」で発送できるかどうかは混乱を招きやすいポイントです。本記事では、それぞれの発送方法の違いと、専用箱の取り扱いについて解説します。
ゆうパケットポストとゆうパケットの違い
まず、両者の違いを明確に理解しておく必要があります。
| 項目 | ゆうパケットポスト | ゆうパケット |
|---|---|---|
| 発送方法 | 2次元コードを読み取って投函 | コンビニや郵便局の窓口・ゆうプリタッチで発送 |
| 専用箱の使用 | 専用箱必須 | 専用資材不要（市販の袋や箱でOK） |
| 発送場所 | ポスト投函 | ローソン・郵便局・ゆうプリタッチ端末 |
| サイズ制限 | 3cm以内・1kg以下 | 3cm以内・1kg以下 |
ゆうパケットポスト専用箱は通常の「ゆうパケット」として使える？
結論から言うと、ゆうパケットポストの専用箱を「ゆうパケット」として発送することは基本的にできません。理由は、専用箱には「ゆうパケットポスト」のラベル印刷や投函のための専用コードが印字されており、郵便局やコンビニの窓口で受付できない可能性が高いためです。
また、ゆうパケットポストは2次元コードを読み取って「発送処理」を行わない限り、正式なラベル情報として認識されません。そのため、箱にラベルを貼らずに持ち込んでも、受付拒否される可能性があります。
誤用した場合のリスク
ゆうパケットポスト専用箱を使って「読み取りせず」にコンビニや郵便局で差し出した場合、以下のリスクが生じます。
- 受付拒否：ラベルがないため受付不可とされる場合あり
- 返送：誤って引き受けられた場合も、宛名不備などで返送される
- 追跡番号が発行されない：発送トラブル時に証明できない
代替策：厚みを抑えるための資材選び
厚さ3cm以内で収めたい場合、以下のような梱包資材の工夫が有効です。
1. クッション封筒（薄型）
100円ショップや文具店で売られているクッション封筒は、軽くて薄く仕上がるため、ゆうパケットにも対応しやすいです。衣類や雑貨の発送にも適しています。
2. OPP袋＋厚紙で自作の薄型封筒を作る
クリアポケット（OPP袋）と厚紙を使って、シンプルでコンパクトな梱包が可能です。重ねすぎないようにすれば、厚みも抑えられます。
3. メルカリストアの「ゆうパケット用ダンボール」
メルカリ公式が販売する「ゆうパケット用ダンボール」は、3cm以下かつ郵便局・ローソンで使用可能な資材として安心です。複数枚セットで販売されており、コスパも良好です。
まとめ
ゆうパケットポストの専用箱は「ゆうパケット」の発送には使用できません。必ず専用の2次元コードを読み取り、ポスト投函で発送しましょう。もし厚さ3cm以内に抑える資材が手元にない場合は、メルカリストアや100均で販売されているゆうパケット対応の梱包資材を利用するのがおすすめです。誤って誤用すると受付拒否や返送のリスクがあるため、正しい方法での発送を心がけましょう。
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