Google Colab上でComfyUIを使用し、ローカルに保存された自分のチェックポイントやLORAをアップロードしたい方へ。この記事では、Google ColabでComfyUIをセットアップし、ローカルファイルを使用するための手順を詳しく解説します。
Google ColabでComfyUIを使用するための基本設定
まず、Google Colab上でComfyUIをセットアップするためには、配布されているノートブックを使って環境を整える必要があります。これにより、Google Colab上でComfyUIが動作する状態になります。しかし、ローカルに保存されているチェックポイントやLORAを使用するには、いくつかの追加手順が必要です。
これらの手順を理解し、設定することで、Google Colab上で自分のローカルファイルを問題なく使用することができます。
ローカルファイルをGoogle Colabにアップロードする方法
Google Colabでは、ローカルファイルを直接アップロードすることが可能です。以下の手順でローカルに保存されているチェックポイントやLORAをアップロードできます。
- Colabノートブックを開く：Google Colabにアクセスし、ComfyUIのノートブックを開きます。
- ファイルアップロードコードを使う：コードセルを追加し、次のPythonコードを使ってローカルファイルをアップロードします。
from google.colab import files
uploaded = files.upload()このコードを実行すると、ファイル選択ダイアログが表示されるので、ローカルのチェックポイントやLORAファイルを選択してアップロードします。
アップロードしたファイルを利用するための設定
アップロードしたファイルは、Colabノートブック内でアクセスできる場所に保存されます。次に、アップロードしたチェックポイントやLORAをComfyUIで使用するための設定を行います。
具体的には、ノートブック内の設定箇所で、使いたいチェックポイントの行のコメントアウトを解除するように指示があります。これを実行することで、アップロードしたファイルが読み込まれ、ComfyUIがそれらを使用できるようになります。
Google Oneを使用せずにファイルを管理する方法
Google Oneを使用していない場合でも、Google Colabにファイルをアップロードして活用する方法があります。毎回ノートブックを使用するたびにファイルをアップロードすることは手間がかかりますが、上記のように簡単な方法でローカルファイルを即座に利用できます。
また、Colabの仮想マシン上にファイルを一時的に保存することで、次回以降も手軽に利用できるようにすることができますが、セッションが切れるとファイルが削除される点に注意が必要です。
まとめ
Google Colab上でComfyUIを使用し、自分のローカルに保存されているチェックポイントやLORAを活用する方法について解説しました。ファイルのアップロードは簡単で、手順に従うことでスムーズに設定できます。
毎回ファイルをアップロードする手間を減らす方法として、セッションを管理する工夫や、Google Driveとの連携を考慮することも検討できます。これらを実行することで、より効率的にGoogle Colab上で作業ができるようになります。
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