iCloudメモの自動入力をPCで無効にする方法|ウェブ上での設定変更

クラウドサービス

iCloudのメモを個人用スマホと会社用PCで共有していると、PCでウェブ版iCloudにログインした際に、メールアドレスとパスワードが自動的に入力されることがあります。この設定が不要な場合、PCで自動入力を無効にする方法を知りたい方も多いでしょう。この記事では、PCでiCloudの自動入力を無効にするための設定方法について解説します。

自動入力とは?

ウェブブラウザには、フォームに入力した情報を自動的に保存して、次回のログイン時に自動的に入力してくれる「自動入力」機能があります。iCloudのウェブ版にアクセスした際、以前入力したメールアドレスやパスワードが保存されていると、自動で入力されてしまいます。

この機能は便利ですが、PCを使わなくなる場合や他人にPCを使わせる可能性がある場合は、セキュリティ上の理由から無効にすることが望ましいです。

自動入力の無効化方法

自動入力を無効にする方法は、ブラウザの設定に依存します。以下のブラウザごとの手順を試してみてください。

Google Chromeでの設定

1. Google Chromeを開きます。

2. 右上の3つの点(メニュー)をクリックし、「設定」を選びます。

3. 「自動入力」セクションで、「パスワード」を選択します。

4. 保存されているパスワードのリストからiCloudの情報を削除するか、「パスワード保存」のオプションを無効にします。

これで、iCloudのメールアドレスとパスワードが自動で入力されることはなくなります。

Mozilla Firefoxでの設定

1. Firefoxを開きます。

2. メニュー(右上の3本線)をクリックし、「設定」を選択します。

3. 「プライバシーとセキュリティ」タブをクリックします。

4. 「ログイン情報」のセクションで「保存されたログイン情報」を管理し、iCloudの情報を削除します。

また、「保存されたログイン情報を保存しない」オプションを有効にすることもできます。

iCloudアカウントの設定を確認する

iCloudの自動入力を無効にするだけでなく、iCloudアカウント自体の設定を確認することも大切です。iCloudはアカウント情報を保存し、デバイス間で同期しますが、PCでの利用を完全に停止したい場合、iCloudアカウントの設定を変更してPCからサインアウトすることも考えられます。

1. iCloud.comにログインし、右上の設定メニューをクリックします。

2. 「アカウント設定」でログイン情報を確認し、不要なデバイスからサインアウトします。

ブラウザのセキュリティ設定を見直す

ブラウザのセキュリティ設定も自動入力の影響を受けることがあります。特に、ブラウザが過去に入力した情報を保存している場合、再ログイン時に自動で入力されることがあります。このため、セキュリティ設定で保存したパスワードやフォームデータをクリアすることをお勧めします。

また、「プライベートブラウジング」や「シークレットモード」を利用することで、ブラウザの履歴やパスワードが保存されず、ログイン情報が自動入力されることを防げます。

まとめ

iCloudのメモを共有するためにPCでウェブ版を利用している場合、メールアドレスとパスワードの自動入力を無効にすることはセキュリティ面で非常に重要です。Google ChromeやMozilla Firefoxなどのブラウザの設定を変更することで、iCloudへのログイン情報が自動で入力されるのを防ぐことができます。また、iCloudアカウントの設定やブラウザのセキュリティ設定を見直すことも有効です。これらの対策を実施することで、より安全にウェブ版iCloudを使用できます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました