学校のGoogleアカウントが終了する前に、授業で作成したGoogleフォームを別の個人アカウントに移したいという場合、いくつかの方法があります。しかし、「コピーを送信」機能でうまくいかない場合も多いため、今回は正しい手順と他の方法を詳しく解説します。
Googleフォームを別アカウントに移行する方法
Googleフォームを別のアカウントに移行する方法はいくつかあります。まずは、Googleフォームの「コピーを送信」機能を使用する方法を確認し、それでもうまくいかない場合に試すべき方法をご紹介します。
1. Googleフォームの「コピーを送信」機能を使う
Googleフォームで作成したフォームを別アカウントに移行する最も簡単な方法は、「コピーを送信」機能を使うことです。以下の手順を試してください。
- Googleフォームを開き、右上の「3点メニュー」をクリックします。
- 「コピーを送信」を選択します。
- 送信先として「リンク」を選択し、新しいアカウントのGoogleアカウントに送信します。
これで、新しいアカウントにコピーされたフォームが作成されます。しかし、この方法がうまくいかない場合があります。
2. GoogleフォームをGoogleドライブに移動してからコピー
GoogleフォームのデータはGoogleドライブに保存されます。そこで、フォームをGoogleドライブで移動し、別アカウントにコピーする方法もあります。まず、フォームが保存されているドライブフォルダにアクセスし、フォームファイルを選択した後、共有設定を変更して新しいアカウントを追加します。
新しいアカウントでGoogleドライブにアクセスし、フォームをコピーすることで、新しいアカウントにデータが移動します。
Googleフォームのデータを別アカウントに完全に移行する方法
フォーム自体のコピーだけではなく、フォームに関連するデータ(回答結果や分析情報)も新しいアカウントに移行する必要がある場合は、少し手順が異なります。フォームのデータは、Googleスプレッドシートに保存されている場合が多いため、フォームの「回答」タブからスプレッドシートを作成し、そのスプレッドシートを新しいアカウントに転送します。
1. フォームの回答を新しいGoogleアカウントに転送する
フォームに関連するスプレッドシートを作成し、そのスプレッドシートを新しいアカウントに移動する方法です。スプレッドシートの「共有」オプションを使って、新しいアカウントにアクセス権を付与します。その後、新しいアカウントからスプレッドシートをコピーして使用することができます。
2. 他の方法として、「フォームの所有権を移動」機能を使う
Googleフォームの所有者を変更する機能を使うことで、フォームを別のGoogleアカウントに完全に移行できます。この方法では、フォーム自体とそのデータ(スプレッドシートなど)が一緒に移動します。
所有権の移動は、フォームの「設定」画面から行うことができます。フォームの設定メニューで「共有と権限」を選択し、新しいアカウントに所有権を移すことが可能です。
まとめ
Googleフォームを別アカウントに移す方法として、まずは「コピーを送信」機能を試し、それがうまくいかない場合はGoogleドライブやスプレッドシートを活用する方法があります。また、最も完全な移行方法として、フォームの所有権を新しいアカウントに移すことができます。これらの方法を使うことで、学校のGoogleアカウントが消える前に、必要なデータを個人アカウントに無事に移行することができます。
コメント