Microsoft EdgeのDevTools(開発者ツール)を使用しているとき、Elements(要素)パネルの右側に表示されるCSSメニューが気になることがあります。この記事では、そのCSSメニューを非表示にする方法をわかりやすく解説します。
DevToolsとは?
まず、DevTools(開発者ツール)とは、ウェブページを解析したり、コードをデバッグしたりするための強力なツールです。Microsoft Edgeでは、ウェブ開発者向けに多くの機能が提供されており、ElementsパネルはHTMLやCSSの構造を視覚的に確認するための重要な部分です。
ただし、CSSメニューが右側に常に表示されるため、作業がしづらいと感じることもあります。その場合にメニューを非表示にする方法を知っておくと、より快適に作業を進めることができます。
CSSメニューを非表示にする方法
EdgeのDevToolsで、Elementsパネルを開いたときに右側に表示されるCSSメニューを非表示にするには、以下の手順を試してみてください。
- DevToolsを開く:まず、Microsoft Edgeを開き、F12キーを押してDevToolsを起動します。
- Elementsパネルを選択:次に、「Elements」タブを選択し、HTMLやCSSの構造が表示される画面に移動します。
- 右側のCSSメニューを最小化:右側のCSSメニュー部分にマウスカーソルを合わせ、右上隅にある矢印アイコンをクリックすることで、CSSメニューを最小化できます。
- Dock位置を変更する:もし、完全にCSSメニューを非表示にしたい場合は、DevToolsの設定を変更して、Dock位置を別の位置に変更することで表示方法を調整できます。DevToolsの右上にある「…」アイコンから、「Settings」を選択し、表示される設定画面で「Dock side」を変更します。
CSSメニューのカスタマイズ方法
CSSメニューが最小化されても、他の作業スペースを広く使いたい場合は、CSSメニューのカスタマイズも有効です。例えば、Elementsパネルの「Styles」タブだけを表示し、他のオプションを非表示にする設定も可能です。
これを行うには、DevToolsの「Settings」から「Preferences」にアクセスし、「Enable CSS editor」を選択することで、より効率的にCSS編集を行うことができます。
DevToolsを使いこなすためのヒント
EdgeのDevToolsを使いこなすためには、基本的な操作方法を習得することが重要です。ここでは、特に役立つヒントをいくつか紹介します。
- ショートカットキーの活用:開発者ツールを迅速に操作するために、ショートカットキーを活用しましょう。例えば、F12キーでDevToolsを開き、Ctrl + Shift + IでDevToolsを表示・非表示できます。
- レスポンシブモード:EdgeのDevToolsにはレスポンシブモードがあり、デバイス別の表示を確認できます。この機能を使うことで、モバイルファーストでのデザイン調整がしやすくなります。
- Consoleタブの活用:Consoleタブでは、JavaScriptのエラーやログを確認することができ、デバッグ作業が効率的に行えます。
まとめ
Microsoft EdgeのDevToolsは、ウェブ開発者にとって非常に有用なツールですが、時にはそのインターフェースが煩雑に感じることもあります。Elementsパネルで表示されるCSSメニューを非表示にする方法を知っておくことで、作業がより効率的に行えます。
上記の方法を試して、自分にとって最適なDevToolsの使い方を見つけてください。開発作業をより快適に進めるために、ツールをカスタマイズしていきましょう。
コメント