Googleスライドを使用する際に、図形を挿入するたびに毎回色やテキストの余白(パディング)などを設定し直さなければならないのは手間ですよね。特に、定期的に同じ設定を使いたい場合には、その都度変更を加えるのは非常に煩わしいものです。この記事では、Googleスライドで図形の初期設定をカスタマイズし、毎回設定し直さなくても済むようにする方法について詳しく解説します。
Googleスライドで図形のデフォルト設定を変更する方法
Googleスライドで図形を挿入する際、毎回特定の色や枠線のスタイルが適用されることがあります。これらのデフォルト設定を変更するためには、まず挿入したい図形を挿入し、その図形に対して設定を行う必要があります。
まず、図形を挿入したら、図形をクリックして選択します。その後、ツールバーから色を変更したり、枠線のスタイルを調整したりすることができます。変更した内容が次回挿入する図形に反映されるように、設定を保存する方法をご紹介します。
図形の色や枠線の設定を初期化する方法
図形の色や枠線のスタイルを毎回設定し直す手間を省くためには、まず1つの図形に対して色や枠線を設定し、その図形をコピー&ペーストする方法があります。この方法を使うと、次回図形を挿入した際に前回の設定が自動的に引き継がれます。
また、Googleスライドには「テーマ」という機能があります。テーマを設定することで、スライド全体のデザインや図形の色を一括で変更することができ、毎回手動で色を変更する手間が省けます。自分好みのテーマを作成しておくと便利です。
テキストの余白(パディング)を常に最小に設定する方法
図形にテキストを追加すると、テキストボックスの余白(パディング)を調整する必要がありますが、これも毎回設定し直すのは面倒です。このパディングを毎回最小値に設定する方法について説明します。
まず、図形内にテキストを入力した後、「書式設定」メニューから「テキストの整列」を選択し、余白(パディング)の値を調整します。ここで設定した値が、その図形に適用されますが、これを毎回初期状態として設定することはできません。しかし、コピー&ペーストを使うことで、設定を保存して次回以降に反映させることが可能です。
固定値を初期設定として保存する方法
Googleスライドでは、図形のテキストの余白や色の固定設定を直接変更する機能は提供されていません。しかし、前述の通り、設定した図形をコピーすることで、その設定を次回の図形にも適用させることができます。この方法をうまく活用することで、作業の効率化が図れます。
また、スライド全体のレイアウトやスタイルを定義する「マスター」機能を使用することで、特定の設定をスライド全体に適用させることも可能です。これを活用すると、図形やテキストの設定をスライド全体で一貫性を持たせることができます。
まとめ
Googleスライドで図形を挿入する際に、色やテキストの余白を毎回設定し直さなくても済むようにするためには、いくつかの工夫が必要です。図形をコピー&ペーストする方法やテーマを設定する方法、さらにはマスター機能を活用することで、効率的に作業を進めることができます。これらの方法を使いこなして、Googleスライドでの作業をよりスムーズに行いましょう。
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