Safariブラウザで「オプション → Webアーカイブ → ファイルに保存」を選択してファイルを保存したのに、保存したファイルが「ファイル」アプリに表示されない場合、どこに保存されているのかが不明になり、焦ることがあります。この記事では、そのような場合にどこに保存されているか、そしてどのようにして解決するかについて解説します。
1. SafariでWebアーカイブを保存した後の保存場所
SafariでWebアーカイブを保存すると、通常、指定した保存先に保存されますが、デフォルトでは「ファイル」アプリに直接表示されない場合があります。特に、iCloudドライブや「オンデマンド」ストレージに保存された場合、保存場所を簡単に確認する方法があります。
保存先として選べる場所には、iCloudドライブやローカルのストレージがあります。しかし、ファイルの保存先を選んだつもりでも、実際には別の場所に保存されていることもよくあります。まず、保存場所を確認するために「ファイル」アプリの「最近使った項目」をチェックしてみましょう。
2. 保存先を再確認する方法
保存したファイルが「ファイル」アプリに表示されない場合、保存先を再確認することが重要です。「ファイル」アプリを開いて、保存した場所を確認しましょう。「iCloud Drive」や「このiPhone内」など、保存場所が複数選択されている場合があります。
また、Safariから保存時に保存先のフォルダを指定したか、ファイルアプリ内の「最近使った項目」にあるかを確認してください。それでも見つからない場合は、ファイルアプリの検索機能を使って、保存したファイル名を入力して探してみると良いでしょう。
3. iCloudの設定を確認
「ファイル」アプリに表示されない原因の一つとして、iCloudの設定が関係している場合があります。iCloud Driveの設定がオフになっている場合、Webアーカイブを保存してもiCloudにアップロードされず、他の保存先に保存されることがあります。
iCloud Driveの設定を確認するには、iPhoneの「設定」アプリを開き、「[ユーザー名]」→「iCloud」→「iCloud Drive」をオンにしてください。この設定が有効であれば、Webアーカイブの保存先としてiCloudが使用されます。
4. 「ファイル」アプリの検索機能を活用する
ファイルアプリ内で保存したWebアーカイブを見つけるためには、検索機能を活用するのが一番確実です。画面上部の検索バーにファイル名や、保存したWebアーカイブに関連するキーワードを入力することで、簡単に見つけ出すことができます。
検索結果に表示されない場合は、ファイルが正しく保存されていない可能性もあります。その場合、再度Safariで保存処理を行うか、保存場所を変更して試してみると良いでしょう。
5. 解決しない場合の最終手段
もし上記の方法で解決しない場合は、Safariのキャッシュや設定に何らかの不具合が発生している可能性があります。この場合、iPhoneを再起動したり、Safariの設定をリセットすることを検討してみてください。
また、ファイルが保存されていないことが確認できた場合、Webアーカイブの保存操作を再度試してみるのも効果的です。場合によっては、SafariのバージョンアップやiOSのアップデートが原因となることもありますので、最新の状態に保っておくことをおすすめします。
まとめ
Safariで保存したWebアーカイブが「ファイル」アプリに表示されない場合でも、いくつかの方法で保存場所を確認することができます。まずは保存場所の確認、iCloud Driveの設定、検索機能を活用してみましょう。それでも解決しない場合は、再保存や端末の再起動を試すことで問題が解決することがあります。
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