iCloud+のファミリー共有を利用していると、家族とストレージを分け合うことができます。しかし、一度ファミリー共有から抜けると、そのストレージがどうなるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、iCloud+ファミリー共有を抜けた後のストレージの挙動について詳しく解説します。
iCloud+のファミリー共有とは?
iCloud+のファミリー共有とは、家族最大6人でiCloudのストレージプランを共有できる機能です。例えば、家族の誰かが200GBや2TBのプランに加入していれば、他のメンバーもそのストレージを使用できます。
ファミリー共有では、ストレージの使用状況を確認できるものの、個々のデータはプライバシーが保たれたままとなっています。
ファミリー共有を抜けるとストレージはどうなる?
ファミリー共有を抜けた場合、基本的には以下の挙動が発生します。
- そのユーザーは無料の5GBプランに戻る。
- 現在保存されているデータの容量が5GBを超えている場合、新しいデータの追加や同期が制限される。
- 元々のファミリープランには影響なし。
通常、ファミリー共有を抜けた直後には、iCloudの設定からストレージの変更を促す通知が表示され、個別に有料プランへ加入するよう案内が出ます。
なぜストレージが200GBのままなのか?
今回のケースでは、抜けたはずの家族のiCloudストレージが200GBのままとなっており、課金画面も出ていないという状況です。考えられる理由として、以下の可能性があります。
- ファミリー共有の解除が完全に適用されていない。
- iCloudのストレージが一時的に移行処理中である。
- Appleのシステムにラグがあり、数日後に無料プランへ戻る。
通常、ファミリー共有から抜けると、iCloudの設定画面に「ストレージ不足」の警告が出ることが多いですが、Appleのシステム処理により、すぐに反映されない場合もあります。
解決策:ファミリー共有の設定を確認
状況を確かめるために、以下の手順を試してみましょう。
- iCloudのストレージ確認:
「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「ストレージを管理」を開き、現在のストレージ状況を確認します。 - ファミリー共有の設定を再確認:
「設定」→「Apple ID」→「ファミリー共有」→「ストレージ共有」に進み、本当に削除されているかを確認してください。 - デバイスの再起動:
設定が反映されていない場合、iPhoneやiPadを再起動すると、ストレージの変更が適用されることがあります。 - Appleサポートへ問い合わせ:
それでも解決しない場合、Appleサポートに連絡して状況を確認してもらうのも一つの手です。
まとめ
iCloud+のファミリー共有を抜けると、基本的には無料プラン(5GB)に戻ります。ただし、システムの反映に時間がかかる場合もあり、すぐにストレージ容量が変わらないこともあります。
ストレージがそのままになっている場合は、iCloudの設定を確認し、必要に応じてAppleサポートへ問い合わせるのが良いでしょう。
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