Googleフォトの容量を削減するために写真を削除しても、再び容量が増えてしまう問題に直面している方は多いです。この現象は、いくつかの要因によって引き起こされる可能性があります。本記事では、考えられる原因と解決策を詳しく解説します。
Googleフォトの容量が減らない原因
1. ゴミ箱に残った写真や動画
Googleフォトで削除した写真や動画は、完全に消えるのではなくゴミ箱に移動されます。ゴミ箱のデータもストレージ容量としてカウントされるため、削除後に容量が減ったように見えても、再び増えてしまうことがあります。
【対策】
ゴミ箱を手動で空にするには、次の手順を実行してください。
- Googleフォトアプリを開く
- 「ライブラリ」→「ゴミ箱」を開く
- 右上の「すべて削除」を選択
2. 他のGoogleサービスのストレージ使用
Googleフォトの15GBの無料ストレージは、GmailやGoogleドライブと共有されています。そのため、写真を削除しても他のデータが多いと、ストレージがすぐに埋まってしまう可能性があります。
【対策】
ストレージの使用状況を確認し、不要なデータを削除することが重要です。
- Googleストレージ管理ページを開く
- 「ストレージの管理」をクリック
- 不要なGmailの添付ファイルやGoogleドライブの大容量ファイルを削除
3. 高画質設定とオリジナル画質設定の違い
Googleフォトでは、写真を「オリジナル画質」と「高画質(保存容量を節約)」の2種類で保存できます。オリジナル画質の写真はストレージを圧迫するため、設定を変更すると空き容量を増やせる可能性があります。
【対策】
写真のアップロード設定を「高画質」に変更するには、以下の手順を行います。
- Googleフォトアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「フォトの設定」→「バックアップと同期」→「アップロードサイズ」を「高画質」に変更
Googleフォトのストレージを有効活用する方法
1. 自動バックアップをオフにする
不要な写真が自動でバックアップされてしまうと、ストレージを圧迫する原因になります。「設定」から自動バックアップをオフにしてみましょう。
2. Google Oneで追加のストレージを購入
どうしてもストレージが足りない場合は、Google Oneの有料プランに加入し、追加のストレージを購入することも検討できます。
3. 別のクラウドストレージを活用する
Googleフォトの容量を節約するために、DropboxやOneDriveなど、他のクラウドストレージサービスを活用するのも一つの方法です。
まとめ
Googleフォトの容量が減らない主な原因として、ゴミ箱の写真が削除されていない、他のGoogleサービスのデータがストレージを占有している、オリジナル画質で保存されているなどが考えられます。
これらの対策を試すことで、ストレージの空き容量を確保できる可能性が高いので、ぜひ実践してみてください。
コメント