Googleスプレッドシートのアクセス権限を誤って削除し、自分自身も編集できなくなった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
本記事では、アクセス権限を復旧する方法や、オーナーにバレる可能性について解説します。
アクセス権限を削除するとどうなる?
Googleスプレッドシートのアクセス権限を削除すると、以下のような状況が発生します。
- 削除されたユーザー(自分含む)はファイルにアクセスできなくなる
- オーナー(所有者)のみが再びアクセス権を付与できる
- 編集者がアクセス権を削除した履歴はオーナーが確認可能
つまり、オーナー以外がアクセス権限を削除してしまった場合、オーナーに依頼して復旧してもらう必要があります。
アクセス権限を復旧する方法
自分自身がアクセスできない場合、以下の方法で復旧を試みましょう。
① オーナーに連絡して権限を再付与してもらう
最も確実な方法は、スプレッドシートのオーナーに連絡し、再度アクセス権を付与してもらうことです。
オーナーに伝える際には、以下のようなメッセージを送るとスムーズです。
「誤ってスプレッドシートのアクセス権限を削除してしまいました。お手数ですが、再度アクセス権を付与していただけますか?」
オーナーはGoogleドライブの「共有設定」から再び編集権限を設定できます。
② 共有リンクが有効か確認する
オーナーが「リンクを知っている全員に閲覧を許可」している場合、そのリンクを使えば閲覧は可能です。ただし、編集はできないため、編集権限をもらう必要があります。
③ Googleドライブの「アクティビティ」履歴を確認
オーナーがどのような変更があったかを確認する方法として、Googleドライブの「アクティビティ」履歴があります。
- オーナーがGoogleドライブを開く
- スプレッドシートを右クリックし、「アクティビティ」を開く
- アクセス権限の変更履歴を確認する
ここで誰が権限を削除したのかが分かるため、オーナーは適切な対応ができます。
オーナーにバレる?削除履歴の確認方法
Googleスプレッドシートでは、誰がアクセス権限を変更したのかがオーナーに分かる仕組みになっています。
オーナーは以下の方法で確認できます。
- スプレッドシートを開く
- 「ファイル」→「バージョン履歴」→「変更履歴を確認」を選択
- アクセス権限の変更履歴を確認
この履歴には「○○が△△のアクセス権を削除しました」といった情報が記録されているため、オーナーには誰が削除したのかが分かります。
アクセス権限削除を防ぐための対策
今後、同じミスを防ぐために、以下の方法を検討しましょう。
- 編集権限ではなく「閲覧権限」のみを付与する
- アクセス権限を変更できるのはオーナーのみに設定する
- アクセス権限を変更する際には慎重に確認する
特に、複数人で共同作業をしている場合、権限の管理を厳密に行うことが重要です。
まとめ|誤って削除した場合の対応を知っておこう
Googleスプレッドシートのアクセス権限を誤って削除してしまった場合、オーナーに連絡して復旧してもらうのが最善の方法です。
- オーナーに再度権限を付与してもらう
- 共有リンクが有効か確認する
- Googleドライブの「アクティビティ」履歴で削除履歴を確認
また、オーナーには誰がアクセス権限を削除したのかが分かる仕組みになっているため、正直に説明し、対応をお願いするのが最も良い解決策です。
今後同じミスをしないよう、適切な権限管理を心がけましょう!
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