GoogleフォトでiPhoneの写真や動画をバックアップしていたものの、容量不足でアップロードが進まず、ストレージを圧迫してしまうことがあります。
また、Gmailの送受信にも影響を及ぼす可能性があるため、Googleフォトを空に戻したいというケースも少なくありません。
本記事では、Googleフォトのバックアップを停止し、保存されている写真や動画を完全に削除する方法を詳しく解説します。
1. Googleフォトのバックアップを停止する方法
Googleフォトの自動バックアップがオンになっていると、写真や動画が勝手にアップロードされ続けてしまいます。まずは、バックアップを停止する方法を確認しましょう。
◆ iPhoneでGoogleフォトのバックアップを停止する手順
- Googleフォトアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「フォトの設定」を選択
- 「バックアップと同期」をタップ
- 「バックアップと同期」のスイッチをオフにする
この設定をオフにすることで、今後の写真や動画のアップロードが停止されます。
2. 「現在バックアップは取り消せません」と表示される場合の対処法
バックアップを停止しようとすると「現在バックアップは取り消せません。アップロード処理中です」と表示されることがあります。これは、Googleフォトがバックグラウンドでアップロード処理を続けているためです。
◆ 解決策
- iPhoneの設定を開く
- 「設定」→「モバイル通信」または「Wi-Fi」を開く
- Googleフォトの通信を一時的にオフにする
- iPhoneを再起動する
- 再度Googleフォトアプリを開き、「バックアップと同期」をオフにする
これにより、バックグラウンドでのアップロードが停止し、バックアップのキャンセルができるようになります。
3. Googleフォト内のデータを完全に削除する方法
バックアップを停止した後、Googleフォトに保存された写真や動画を削除することで、ストレージを空にすることができます。
◆ Googleフォトの写真・動画を削除する手順
- Googleフォトアプリを開く
- 削除したい写真や動画を長押しして選択
- 画面右上の「ゴミ箱」アイコンをタップ
- 「ゴミ箱に移動」を選択
- 「ゴミ箱」フォルダを開く
- 「すべて削除」をタップして完全に消去
※「ゴミ箱」に移動したデータは通常60日後に自動削除されますが、手動で完全削除も可能です。
4. Googleフォトの容量を解放するための追加対策
Googleフォトを完全に空に戻すために、以下の追加対策を行うことをおすすめします。
◆ Googleフォトの空き容量を増やす方法
- GoogleドライブやGmailの不要なデータを削除する(Googleの無料15GBストレージはGmail、ドライブ、フォトで共有されているため)
- Googleフォトの「空き容量を増やす」機能を使用する
- 別のクラウドストレージ(iCloud、Amazon Photosなど)にバックアップを移行する
5. まとめ
Googleフォトのバックアップが停止できず、ストレージを圧迫してしまう問題は、設定を変更し、不要なデータを削除することで解決できます。
本記事の要点
- Googleフォトの「バックアップと同期」をオフにする
- ネットワーク設定を変更し、アップロードを停止する
- 不要な写真・動画を削除し、ゴミ箱を空にする
- ストレージの管理を見直し、GmailやGoogleドライブのデータも整理する
Googleフォトの容量を適切に管理し、ストレージ不足を防ぐために、定期的にバックアップの設定を確認することをおすすめします。
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